カナダに住んでいてちょっと残念だなと思うこと。
それは、ファブリーズの香りがいまいちってところ。
お気に入りがないのなら作る!ということで、カナダ生活、あるもので作る衣料スプレーの話です。
ファブリーズの香りがいまいち・・・衣料スプレー作りの決意
日本では「リセッシュの除菌EX」や「ダブル除菌のファブリーズ」といった抗菌作用・緑茶成分などなどが入っていて、さわやかで親しみやすい香りのものを好んで使っていました。
それが、カナダでは手に入れるのが難しいと感じます。
「緑茶成分配合」とか「さわやかなそよ風の香り」とかはあるのですが、一番大事に思っている「抗菌作用」を謳っている衣料スプレーの選択肢が圧倒的に少ないです。
1つだけあるのですが、匂いが好みじゃない・・・
選択肢がゼロじゃないことはありがたいですが、日本の贅沢な衣料スプレー事情に慣れ切った私には残念なのです・・・
当初買っていたファブリーズ
半年ほどリピ買いしていたのがfabreze antibacterial。
臭いの基となるバクテリアを99%やっつけますという謳い文句です。
スーパーや薬局で購入できます。
一本500mlと大容量。
有効成分はDidecyl dimethyl ammonium chloride(塩化ジデシルジメチルアンモニウム)というもの。
調べてみると、殺菌剤、防腐剤、消毒剤として使われる成分のようで、劇薬として扱われていることがわかりました。
厄介なのがスプレーの香り。
フローラルでもなければ、石鹸でもない独特な香りです。
もちろん汚臭ではないですが、嗅ぐ度に「ああ、この匂いね・・・」となる独特感です。
香りが気になるーと思いながら半年くらい、たしか3本くらい利用しました。
ふと、自作できないかと思い立ち、作ってみることにしました。
作りかた(所要時間1分)
材料
スプレーボトルはあるものを再利用
dollar storeやスーパーで購入もできますが、fabreze antibacterialが空っぽになるタイミングだったので、再利用することにしました。
専用の液体じゃないときれいに霧にならないかも・・?と不安でしたが、問題なくきれいなスプレーができています◎
消毒用アルコールと水の割合は・・・
消毒用アルコール:水=1:1.5~2くらいの塩梅で注いでいます。(適当)
最初、1:1でやってみたときは、アルコール臭が強いと感じました。
水は水道水を使っています。
精製水を使われる方もいらっしゃるみたいです。
エッセンシャルオイルはお好みで
エッセンシャルオイルは必須ではないみたいです。
要れる量は、わたしは500mlのボトルに対して30滴くらい入れています。
わたしは作るときの気分によって、以下から選んでミックスしています。
・Eucalyptus(ユーカリ):免疫力アップ、呼吸器疾患、疲労に効果◎
・Lavender(ラベンダー):リラックス効果◎
・Lemongrass(レモングラス):リフレッシュ、空気清浄・消臭に効果◎
・Peppermint(ペパーミント):リフレッシュ、虫よけ効果◎
・Tea Tree(ティートリー):抗感染作用、免疫力アップ◎
手順
これだけです(笑)
衣料スプレーを手作りするメリット・デメリット
メリット
コスパ◎
ファブリーズ1本買うのと比べて、圧倒的に安いです。
ファブリーズは1本安い時で消費税込み$4くらい。
対して手作りでボトルは再利用、エッセンシャルオイルはアロマディフューザーに使っているものを使っています。
衣料スプレーのために買っているアルコール500mlは$2くらいで、そこから水で希釈するので3本分くらいに相当します。
ということは、、、手作りスプレーの場合、実質$1未満。
お気に入りの香り
作ろうと思ったきっかけの「におい」。
手作りスプレーだと自分で好みの香りに調整できるので大満足です◎
何が入っているんだろう?の疑問が解消される
リセッシュとかファブリーズって何で構成されているんだろう?って疑問に思ったことありませんか?
わたしはわからんな~でも便利だから~と思いながら使い続けていました。
手作りスプレーだと水!アルコール!オイル!と一目瞭然なのがキッパリサッパリしていていいなと思っています。
地球にも優しいかも
カナダのファブリーズは、詰替え用の取り扱いが見当たらないので、毎回ボトル買いしないといけないです。
厳ついスプレーボトルを毎回処分するのは気が引けるのを考えると、もちろんアルコールボトルも処分することに変わりありませんが、希釈するんで処分の回数が減る、ボトルの作りが比較的簡易で重量も小さい点で、ファブリーズより地球にやさしい感じがします。
デメリット
手荒れ
私の買っているアルコールはエタノールに比べて脱脂作用が強く、肌荒れが否めません。。
次回以降は少し高いけどエタノールを検討しようかなあと考え中です。
誰かの雇用を奪っていることにもなるのか
わたしが衣料スプレーを自力で作るということは(微々たる差なのは重々承知で)、ファブリーズを作っている工場の稼働やマシンを使ったり作っている人の雇用をいずれまわりまわって低めることにもなるのかな~という点は気が引けます。
が、わたし一人の消費量など誤差でしかないですし、もし私のような消費者が増えたとしたらその時はここで減った労働が別の雇用機会に充てられると信じることとします(笑)
まとめ
お気に入りのファブリーズが見つからなかったので手作りして使っています、というお話でした。
スーパー、薬局にある安価な材料さえ手に入れれば、1分足らずで出来上がります。
日本に帰った後も、手作り衣料スプレーの習慣を続けたいと思っています。
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