帰国時に荷物を送るならクロネコヤマト別送品

日本へ帰国するとき、荷物がスーツケースに収まらなかったため、宅配便を頼むことにしました。
結論としてはタイトル通り、クロネコヤマトさまさま!一生ついていきます、という感じでした。
その結論に至るまでの業者比較・選定から、実際に利用した感想をシェアしたいと思います。

こんな人にオススメの記事です
  • 近々カナダ(アメリカ)から日本帰国するが、荷物が多すぎてスーツケースに収まらない
  • 帰国は身軽に済ませたい
  • コスパのいい配送業者を知りたい

業者選びから送るまでの流れ

いろいろな段取りの方法があるかと思いますが、私は下記のような流れで進めました。

【1.選ぶ】荷物を送る必要があるか、送るならどこに頼むか、調査・選定

まず、送るのにどれくらいの費用が掛かるのか、そもそも利用する必要があるのか、を考えることにしました。
カナダから日本へ荷物を送る選択肢を調べていくうちに、言わずと知れたクロネコヤマト、アメリカの運送会社FedEx、カナダの郵便局Canada Postで私の求めるサービスがありそうだ、ということがわかりました。

荷物を送るのには結構お金がかかることが調べていくうちにわかってきました。
送るのは諦めたほうがいいのか?とも思いましたが、かさばるお土産・衣類とデカくて重たいエスプレッソマシンを送りたい、ということで送る方針で検討を進めました。

そんな中、ズバ抜けて魅力的だったクロネコヤマトの国際宅急便「別送品」。
日本語で対応してくれるうえ、他社のサービスと比べると半額以下で済みます。
さらに嬉しかったのが、田舎住みの私の行動圏内にはクロネコヤマトのブランチがなかったのですが、クロネコヤマトがupsと連携してくれていて、追加料金$30で最寄りのups窓口からカナダのクロネコヤマトへ配送してくれ、そこから日本に送ってくれるサービスがあることでした。

クロネコ別送品の魅力をまとめるとこんなかんじ。

  • 日本語で対応してくれる
  • 他社サービスと比べて格安
  • 近くにクロネコヤマトがなくてもups支店から送れる

宅配業者3社を比較した結果です。(2022/9時点)

クロネコヤマトはカナダ・バンクーバー発のLサイズ。
オンライン送り状を利用で$20引き、クロネコバンクーバー支店までのカナダ国内輸送費でプラス$30して、燃料サーチャージがかかってトータル$261.65でした!

FedExとCanada Postのサイズ・重さは、クロネコ別送品Lサイズの条件と揃えて概算見積しました。
どちらも近場にあるという点で利用しやすいですが、クロネコの料金と比較してしまうと倍以上のコストがかかります。

【2.用意する】送ることを決定し、業者も選べたら、送るための箱を準備

比較の結果、クロネコ別送品をお願いしよう!と決めました。
そこで必要になってくるのが、詰める中身はもちろんですが、配送用の段ボール。

私はエスプレッソマシンを入れたかったので、段ボールのサイズがどれでもいいというわけにはいかず、わざわざ買う必要がありました。
カナダで段ボールを買うとなったら、Canadian Tire、Staples、Home Depot等で販売しています。
今回はちょうど在庫のあったHome DepotのLargeサイズを購入。$5以内で購入できたと思います。

【3.詰める】箱詰めしながら、詰めた物の内容をメモしておく

段ボール箱と送る中身の準備ができたら、いよいよ箱詰めです。
別送品の申告で、何を詰めたかの情報が必要になります。
面倒な作業ではありますが、荷物メモの作成がオススメです。
なぜかというと、【4.申し込む】で箱の中身を一つ一つ申告しなければならないからです。(これが面倒だった・・・!)

【4.申し込む】詰めた物の内容や届け先などを入力して申込・支払・送り状を印刷

準備が整ったら、申し込みを行っていきます。
申込には、送る内容の細かい情報が必要になります。
送る目的、送る先、荷物のサイズ・重量、荷物の詳細品目、支払情報を登録していきます。

クロネコ別送品の公式動画がわかりやすいです。
上述した荷物メモがなぜ必要か?は下記動画の0:56あたりを見てみてください。

支払が完了すると、送り状がメールで送られてきました。
upsの集荷場所からクロネコのバンクーバー支店までの送付状でした。
印刷して、箱と一緒に持ち込む準備をします。
ちなみに、送り状はhtml形式で送付されてきて、最初うまく開けなかったのですが、ブラウザを変えたら開けました。

【5.送る】送れる状態の箱をドロップオフ先に持ち込む

箱詰め完了!申し込み完了!
集荷先のオフィスに持ち込みます。
箱をキチンと閉じてオーダーナンバーを記載し、送付状を持っていったら一瞬で完了しました。

箱を預けるのとは別に、やらなきゃいけない作業が大きく分けて2つあります。
・オンライン上で必要書類をアップロード
通関処理のために、パスポートやビザのコピーを提出する必要がありました。
・日本の空港に到着したら、クロネコヤマト窓口に別送品申告書を提出
これも通関処理のために、携行品以外に荷物を送っていますよ~と知らせる作業でした。

クロネコ別送品を利用した感想

簡潔に言うとしたら、また機会があれば利用したい。友人や家族におすすめしたい。です。
なぜよいと感じたのか、うまい・やすい・はやいの観点でお伝えしていきます。

【うまい】日本品質!手厚いサービス

ユーザーの立場に立ったきめ細やかなサービスってすごいですよね。
日本企業はそれを徹底して従業員に教育して、どの顧客がどの従業員にあたっても同じレベルで満足いくサービスが提供されるようによくできているのだなと感じます。

今回、そんなことを感じさせたエピソードがありました。
クロネコヤマトバンクーバー支店の方からメールで、upsから届いた箱が破損していたから補強したよ。という連絡。
添付されていた写真を見ると、段ボール箱がタテにビリっと避けて、てっぺんは凹んでいます。
輸送ってこんなにビリビリになるのか・・・!とショッキングでしたが、テープで完璧に補強してくれて、到着してから私がびっくりしないように一報してくれたことに感動しました。

到着後、中身が破損していたことを連絡すると、すぐに保険求償手続きをしてくださいました。
事前に申告していたアイテムコードと個数などを伝えたら、補償額をすぐに出してくれて、手続きの書類が自宅に届き、そこに書いた情報をもとに日本の銀行口座に振り込みしてくれました。

【やすい】ずば抜けてお手頃・抜群のコスパ

輸送費用の時点で、FedExやCanada Postと比較して半分以下の値段の$260程度で済み、それだけでも安いです。
そこへさらに、状況の速やかな報連相や破損への迅速な対応など、手厚いサービス品質が加わったため、パフォーマンスの点でも満足し、抜群の費用対効果だと感じました。

【はやい】迅速なメール対応・あっという間に届く

サービスを利用する前に、カナダの所在地からバンクーバー支店への輸送対応をしてくれるか、事前に問合せをしたのですが、すっごく迅速・適格にメール対応してくださいました。
それ以降のやり取りも、てきぱきと対応してくださり、早く用事が済むだけでなく安心感もありました。

そして、荷物はあっという間に届きました。
私は帰国が2022年2月だったので隔離が必要で、1週間ほど自宅には帰れずにいました。
私がおちおち隔離している間に、別送品のほうが早く実家に届きました。

今回の反省点

クロネコのサービスには大満足だったわけですが、今回の経験で1つ反省しました。
それは、段ボール箱は徹底的に補強すべきだったという点。

どこでどういう扱いを受けたのか、箱がビリビリに割けて、角は凹んでしまいました。
・箱の5面にFragile(壊れやすい)と大きく目立つように書く
・箱全体をテープでぐるぐる巻きにする等、箱をコーティングする
・万が一箱が壊れても、中身が飛び散り破損することが無いように保護しておく
といった対策ができていなかったなと、振り返ると反省しました。

覚えておきたいポイント
  • カナダからの日本帰国で荷物を送りたいなら、クロネコヤマトが◎
  • 近くに支店がなくても大丈夫
  • 段ボール箱はホームセンターで購入
  • 預ける時の段ボール箱の補強・コーティングはしておくべき

今回は以上です。
日本帰国へ向け準備したい人の参考になれば幸いです◎

コメント

タイトルとURLをコピーしました