2021/3/15
・ ブランド改名(TransferWise⇒Wise)に伴い、名称・リンクを更新
カナダではシェアハウスの家賃や友人間のお金の清算を、eTransferという口座間送金サービスで支払うことがよくあります。
そのため、現地の銀行口座にある程度の金額を預けておくと日常がグンと便利になります。
現地の銀行口座にお金を預ける方法は以下があるんじゃないかなと思います。

私の場合は、大金を持ち歩くのは不安だし、当初就労ビザではなかったことから、日本から送金する選択肢を選びました。
そこから、アメリカ在住の友人に一番便利な外貨送金方法を相談したことをきっかけに、Wise(ワイズ)を知りました。
使ってみると、すごく簡単だし手数料も格安で送金できることから一気にファンになりました。
今回はそんなWiseの魅力を紹介していきます。
Wiseの活用法(私の使いかた)
生活費のやりくりは下記を活用しています。
- ソニー銀行Sony Bank WALLETで格安レートでお買い物
- Wiseで送金した現地銀行口座から家賃支払い
ソニー銀行の魅力については下記の記事で熱弁しています。
Wiseのここがオススメ:手数料が安い


まずは何といっても手数料の安さです。
一般的な銀行から海外送金しようとすると、数万円の送金だとしても何千円と手数料が上乗せされてしまいます。
送金手続きの作業は手間がかかりそうだし手数料がかかっても仕方ないとは思うのですが、できれば最小限に抑えたい手数料。
Wiseの場合、例えば10万円をカナダの銀行口座に送りたい場合、手数料は733円・為替レートは80.3142円で送金することができます。(2020年11月25日時点の手数料・為替レート)
画像からご認識いただける通り、Wiseでは10万円の送金で実際に手に届くカナダドルは1235.98ドルになります。


Wiseのここがオススメ:振込してから入金されるまでが速い
- ステップ1送金額を入力する
送金額を入力し、Wiseでの手数料および着金予定日を確認する。
- ステップ2受取先の口座情報を入力する
受取先の口座情報を入力する。※本人確認が必要な場合あり
- ステップ3指定先の口座へ入金する
送金に必要な振込情報に従って振り込みする。
- ステップ4受取先の口座に入金される
Wiseが振込内容を確認後、受取先口座に入金されるのを待つ。


ステップ1~3はもちろん個人の作業スピードによりますが、このステップ4「受取先の口座に入金される」までのスピードが非常に速いです。
あくまで個人の経験ですが、下記が実際に振込確認から入金完了の連絡が来るまでの経過時間です。
振込確認日時 | 入金完了日時 | 経過時間 |
2020-05-25 20:17 | 2020-05-26 4:52 | 8時間35分 |
2020-05-07 17:36 | 2020-05-08 4:45 | 11時間09分 |
2020-03-15 19:26 | 2020-03-16 4:52 | 9時間26分 |
2020-02-19 13:08 | 2020-02-19 16:15 | 3時間07分 |
2020-02-06 17:34 | 2020-02-07 4:45 | 11時間11分 |
2019-12-30 17:17 | 2019-12-31 4:51 | 11時間34分 |
2019-12-18 20:59 | 2019-12-19 4:51 | 7時間52分 |
7回の平均時間は8時間59分で、だいたい寝て起きたら送金が完了しています。
今までの傾向を観察すると、最短時間3時間7分のときはカナダの日中に振込しています。逆に夕方以降の振込になると、翌明け方に入金される、という感じですね。
だいたい近日中に送金完了したいな、というタイミングで申し込むので、このスピード感で対応してもらえるのは助かります。
Wiseのここがオススメ:手順がシンプルで簡単


上述したように、作業プロセス少なく簡単に、どこの窓口に行くこともせずに海外送金ができます。(オンライン銀行口座があることが前提)
普段からインターネット操作に慣れている人であれば、問題なく実行することができると思います。
一番最初、本当に現地口座にお金が入るのか何となく心配・不安でしたが、今のところ何のトラブルもなく快適に送金できています。
Wiseを使うのに必要なもの
Wiseを実際に使うには、下記のものが必要になってきます。
- Wiseのユーザアカウント(本人確認&住所確認)
- 送金の振込をする日本の銀行口座/クレジットカード
- 送金の受取をする現地の銀行口座
世界各国への外貨送金が可能


私の場合は、日本円-カナダドル間の送金が必要ですが、その他の国の通貨にも幅広く対応しています。
2020年11月25日現在では下記の国の通貨に対応しているようです。




ご利用の通貨があれば、活用されてみてはいかがでしょうか?
コメント
初めまして、こんにちわ。
今年(2022年)8-9月に結婚のためアメリカへ移住します。日本にある預金の送金方法を調べていてWiseが一番便利と知りました。
実際に利用されている方に質問した方が確実と思いコメントします。
私もSony銀行保有しています。Sony銀行からWise Japanの日本口座へ送金の手続きですが、日本口座はどこになりますか?分かりましたら教えてください。
2018年頃に書かれた他の方ブログによると三菱東京UFJ銀行とありました。
よろしくお願いします。
はじめまして、ご質問ありがとうございます。
ご結婚おめでとうございます!アメリカ移住、楽しみですね(^^)
その他の方のブログと同じく、三菱UFJ銀行でした。
ついでに言うと、恵比寿支店の普通口座でしたので、Sony銀行の振込から問題なくできました!
(※)日本円⇒カナダドルへ最後に送金した2020年5月当時の情報です。
即答ありがとうございます!そうです、その方も恵比寿支店と記載してました。
これからビザ取得のためのインタビューや引っ越し(永住なので、大移動です!)、住民票、国民年金、アメリカでの健康保険など課題いっぱいです。
今後もブログを参考にさせていただきます。また質問させてください。
住民票や国民年金まわりは特に気をつかいますよね・・・。
微力ですが、私の経験でお役に立てる情報があれば嬉しいです!
またコメントお待ちしています^^
はじめまして。WiseとSony Bank Walletの記事を拝見しました。
質問なのですが、”送金”がよく分かりません。例として、自分が現在海外にいて日本にいる家族にお金を送ってもらう場合はWiseで海外送金を使うとは思うのですが、出発前の場合自分でSonyの口座に日本円を入金しアプリなどでレートが良いときに両替えをする。そして到着後に現金が欲しい際は現地のATMなどで引き出すではだめなのでしょうか。
お手すきの際に返信いただければ幸いです。
はじめまして!コメントありがとうございます。これから海外行かれるんでしょうか?楽しみですね。
ご質問の件、MOMOさんの想定している使いかたでもよいかと思います。
あくまで私のケースになりますが、Wiseを利用した主な理由は2つあります。
1つ目:Sony Bank Walletが現地で使えなかった場合のリスクヘッジ
2つ目:部屋を借りるようになってからの家賃支払い方法確立
1つ目は、実際に海外でSony Bank Walletを使ったことが無かったので「本当にどこでも使えるのか?」「現地ATMで本当に現金引き出せるのか?」といった点が不安でした。
そのリスクを最小化する意味もあり、現地銀行は作ったほうがよいと判断しました。(あくまで個人の意見です)
2つ目は、シェアハウスの部屋を借りるようになってからの支払い方法を確立するためです。
経験上、家賃支払い方法としてe-transferというカナダの銀行間の送金方法を取る家主が多かったです。
渡航当初は現地での収入源がなく送金する方法しか考えつかなかったため、現地銀行口座に送金する方法を重宝しました。
これらの理由で「自身の日本の銀行口座⇔カナダの銀行口座」で送金できる環境を作りました。
あとは、ワーホリで稼いだお金を日本の銀行口座に送るときもWiseが活躍しました。
追加でご質問あればお知らせください(^^)