実録!カナダで職探し~レジュメ・職探しリスト公開~

留学・ワーホリ

2020年11月に、カフェでアルバイトするため職探しした記録です。
色んな方法があると思いますが、私はこんな順番で進めていきました。

  • どんな仕事がしたいか考える

  • レジュメ(履歴書)を作成

  • 働きたい場所をリストアップ

  • レジュメ配り

  • リストを更新

各工程ごとに説明していきます。
職を選ぶ時のポイント、あって便利だったもの、実際のレジュメも公開していきます。

どんな仕事がしたいか考える

日本でしか働いたことない!
カナダで雇ってくれる人なんているかなあ

日本での社会人経験はあるものの、海外で関わる仕事、ましてや海外の組織に属して働いたことはありませんでした。
「こんな私を雇ってくれる人なんているのだろうか」と漠然と不安を抱いていました。

しかし、雇う側が候補者を選定するのと同様に、私(雇われる側)も選ぶ立場にあります。
どんな職場がいいか、はたまたどんな職場は嫌か。
職探しを始める1歩手前で、職探しのポイントを定めることにしました。

私が決めた大まかなポイントはこんなかんじです。
皆さんも自分がこだわりたいポイントを考えてみてくださいね。

  • バリスタの経験を積みたい
  • ローカルの人に愛される場所で働きたい
  • 通いやすいところがいい

バリスタの経験を積みたい

パンデミックを機会に、昔から大好きなコーヒーについて勉強しました。
普通のドリップコーヒーからカフェラテなど、ただ飲むのが好きで勉強を始めると歴史も長く、種類も多岐にわたるコーヒーの愛され方にさらに興味を持つようになりました。
そこで、今回働くならバリスタとして勉強・経験を積める場所で働きたい!と思うようになりました。

ローカルの人に愛される場所で働きたい

お店と言っても、刹那的に来店する観光客の比重が大きいお店もあれば、毎日のように常連客が訪れる地元感あふれるお店、それらの複合(観光+常連)もあったり、いろいろありますよね。
私はせっかく働くなら、そこに住む人に愛される場所で働いて、その場所に馴染みたい派だなと思っています。

通いやすいところがいい

基本的に週5日働く前提で探していたので、通いやすいことは大前提です。
できれば徒歩・自転車で通えるところ。もしくはバス1本で済むところ。

レジュメ(履歴書)を作成

さて、職探しでこだわりたいポイントを考えました。
そのポイントに沿って、雇う側の人に興味を持ってもらえそうなレジュメづくりをします。

レジュメとは

resume(レジュメ)とは履歴書のこと。
職探しをするときに、必ず必要になります。
情報がそろっていれば、フォーマットは何でもござれです。

日本のJIS標準の履歴書とは違う点がいくつかあるので紹介しますね。

証明写真・性別・年齢などは載せない

人種・宗教・年齢などを配慮するのはdiscrimination(差別)になるし、それらの情報で選考を左右させない、という考え方が顕著です。
さすが多民族国家の国だな~と思いました。

経歴は新しい順・けっこう具体的に

最近までやっていたことが一番先頭にきます。

職務内容をけっこう具体的に書きました。
日本の職務経歴書の簡略版ってかんじですかね。
理由は、所属していた組織の名前だけでは何をやっていたかイメージしにくいからと思います。

reference欄

reference=「自分が信頼できる存在ですよ」とお墨付きをレジュメに載せます。
アルバイト求人ではあまり求められないかもしれません。

私は一応、ボランティア先のボスにreference先になってもらいました。

レジュメを書くときに気を付けたポイント

読み手をイメージして作成する

フォーマットは自由といっても、読みやすいほうが印象◎です。
・ resumeが1枚に収まること
・ アピールしたい情報(空き時間や連絡先など)にパッと目が行くこと
 をなるべく意識しました。

また、カフェで働きたい!を決めていたので、それが伝わるコメントも載せて、読み手(雇用者)が好印象を持ってくれるといいな~とイメージしながら作りました。

知り合いにフィードバックをもらう

初めて作るカナダの履歴書です。
おかしいところがないか、現地の友人にお願いしてチェックしてもらいましょう。

チェックしてくれる友人なんていない…という人は、語学学校の先生にお願いして見てもらうのもありだと思います。

人にチェックしてもらう前に、誤字脱字などのセルフチェックは忘れずに!

私の実際のレジュメ

さて赤裸々に公開してしまいます。
実際に利用していたレジュメ(●:個人情報部分)です。

完璧じゃなくてもいい、自分のできる精一杯を作ればOK!
大事なのは伝える努力!と自分に言い聞かせてました。笑

働きたい場所をリストアップ

どんな仕事がしたいか考えるのパートで出た自分のこだわりポイントに沿って、リストを作っておくと便利です。

この作業をしておくと、
・ レジュメ配りのスケジュールを決めて、エリアごとに一気に配れる
・ 配ったときに得た情報をまとめておけて、あとで見返しやすい
・ こんなに配ったんだ!と達成感を味わいやすい
 などのメリットがあります。

これは、実際に私が作ったリストです。

お店の名前、ざっくりとしたエリア、ホームページ、オープン時間、備考、申込日、申込方法、面接日、ステータスを項目にしています。

お店は、もともと知っていて気になるお店のほかに、Google Mapの検索でCafeと検索して出てきたお店を載せました。

お店の名前・ざっくりとしたエリア

お店が複数店舗ある場合は、店舗別。
なぜなら店舗ごとに雇う担当者が違う可能性があるから。
ざっくりといいのでエリアも記載しておくと、レジュメ配りを計画する時に「このカフェとそのカフェが近いから同日に配りに行こう」というふうに、スケジュールを立てやすいです。

ホームページ

お店のこだわっていることとか見れて便利かなと思います。
また、オープン時間を調べるのに、Google先生が古い情報の場合もあるので念のためダブルチェックをオススメ。

オープン時間

レジュメ配りするにはお店がオープンしている時間に行かなければならないので、結構たいせつ。
いざ行ってみたら定休日だった!なんて悲しすぎますもん・・・

備考

レジュメを渡した時の相手の印象とか、ポジションの空き状況なんて情報をゲットできたらラッキーですよね。

申込日・申込方法

レジュメ配りをしたなら、配りに行った日と「直接渡した」ってことが後からわかると、その日のことを覚えておきやすかったです。(なにせ大量に配るので忘れる笑)
場所によっては、「ネットから申し込んでね」とか「メールで送ってね」とか言われたりもあります。
ので、どのような媒体で応募したのかも記載しておけると後に見返せて◎でした。(なんでも忘れる)

面接日

いざ面接日が決まったら、この欄に記入しました!
書かなくてもいいかもだけど、達成感^^

ステータス

・ 応募前か
・ 応募した後か
・ 面接など、選考中か
・ 雇用されたか
 がわかると便利でした。

なにせ何件もレジュメを配って職探しするので、あとからの混乱を避ける対策は打っておくと安心でした。

レジュメ配り

配るリストとレジュメの準備ができたら、いざ配りに行きましょう!
リストのエリアごとにざっくり、配るスケジュールを立てると効率的に回れます。

配るときは、絶対ではないですが、なるべく一点は注文するようにしていました。
・ ただレジュメを渡すよりも会話が生みやすい
・ どんな商品を扱っていて美味しさはどうなのか理解できる
・ どういうサービスが求められるのかも学べる
 といったメリットがあって、実践していました。
すべてのお店に配り終わった後は、おなかタポンタポン!笑

オススメの時間帯

ずばり、混んでいない時間を狙ったほうがリラックスして配れます。
わたしは特に、朝のラッシュが終わって一息つく時間帯を好んで配りました。

なぜかというと、他のお客さんの接客をしなくて大丈夫なので店員さんに余裕があり、ポジションの空き具合などの情報が手に入りやすいから。
また、ラッシュにかぶったりオープン作業やクローズ作業が忙しい時間帯に行ったりして、マナーがなってないと思われるのが嫌だなというのもありました。

リストを更新

レジュメ配りをしたら、リストを更新しましょう。
配ったその日のうちにまとめて更新するのがオススメ。
更新作業が一日一回で済みますし、当日中の情報があったかいうちに(忘れないうちに笑)できると、後になって「あれ、なんて言ってたっけ」なんてことにならずに済みます。

職探しにあって便利だったもの3つ

これはあってよかったなー!ってモノたちです。

電話番号

「面接をしたいから日にちを決めましょう」なんて連絡は、たいはん電話でかかってきます。
ローカル回線の電話は必須でした。

プリンター

レジュメは20枚、30枚と大量に刷って、悪く言えばバラまきます。笑
Staples[]などの店頭でプリントできるサービスもありますが、遠いし面倒なので、自宅にプリンターがあるのは助かりました。

Google Map

リスト作成でカフェを検索するときに役に立ち、ホームページやオープン時間を調べるのに役に立ち、いざ配るときに詳しい住所をチェックするのに役に立ち・・・Googleさまさまでした。

いかがでしょうか。
すこしでも参考になればハッピーです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました