餃子が食べたい!皮づくりの決意
さて、私は最後の晩餐は餃子がいい!と断言できるくらいに餃子が好きです。特に好きなのは母直伝の我が家の餃子。私の住むケロウナの近所のスーパーには有難いことにあとは焼くだけの冷凍餃子が売られているのですが、私が食べたいのは我が家の味!
必要なのは豚挽き肉、キャベツ、ニラ、・・・餃子の皮!
日本ではスーパーで買えるのが当然な餃子の皮ですが、私の家の近所のスーパーでは扱われていません。アジアンスーパーに行けばいい話ですが、高い・遠いが理由で貧乏性&面倒くさがりの私にはアジアンスーパーは遠い存在です。あと最近はコロナウイルスの影響で外出自粛中のため、遠出を避けたいというのも理由に加わりました。
何が言いたいかというと、餃子の皮は買えない。でも、餃子が食べたい!ということ。
買えないのなら作ってしまおう!といことで、カナダ生活、あるもので作る餃子の話です。
必要なものと代用案
調べてみると、下記のものが必要だと分かりました。
材料(20~25枚分)
材料 | 英語 | 分量 | 持ってないもの |
薄力粉 | Cake flour | 50g | ★ |
強力粉 | Bread flour | 50g | ★ |
塩 | Salt | 少々 | |
熱湯 | Boiled water | 80㏄ | |
強力粉または片栗粉 | Bread flour / Potato starch | 適宜(打ち粉用) | ★ |
道具
道具 | 英語 | 持ってないもの |
麺棒 | Rolling pin | ★ |
計量器 | Kitchen scale | ★ |
包丁 | Knife |
代用品たち
薄力粉と強力粉は中力粉(All purpose flour)で代用
薄力粉・強力粉は普通に売っているので買えばいいのですが、独り身で無職の私が多種多様な粉を持つ必要性はあまりないと判断し、安売りされていた何にでも使える小麦粉 All purpose flourで代用しました。
ちなみに計量器も持っていないのでグラムもなんとなーくで量っています。
使った小麦粉はこちら。
麺棒は「丸く平べったくしてくれそうなもの」で代用
生地を棒状にしてカットした後、よくある餃子の皮の形に変身させるために必要な麺棒。
麺棒も普通に売っているんですが、
- 使用頻度は高いか・・・・週1回も使わない
- 帰国時はどうするか・・・処分?人にあげる?
- 他で代用できないか・・・ラップの芯?はたまた別の何か?
を検討した結果、今のところ不要と判断しました。
ということで、代用品の検討に入りました。
案1:ラップの芯
使い終わったラップまたはアルミホイルの芯を再利用する案です。
いいかも!と思ったのですが、そもそもラップもアルミホイルもまだまだ使い終わらないので却下。
案2:フリーハンド
単純に、素手で平らにすればよくない?と思い立ち、一度この方法を試みました。生地を手の平で押して指の腹で広げる案です。
結果、できないことはないが皮が変な形になって包みにくい&手が疲れることが判明。あと、食べるのは自分といえど、生地を無暗にべたべた触るのは、なんかちょっと嫌。「またやりたい」と思うには投資に対する対価が低いと判断し、ベストな方法とは言えず却下。
案3:底が丸くて平たいタッパー
生地を平らにしてくれそうな底が丸くて平たいタッパーがあることを思い出し、そのタッパーである程度伸ばして、あとは素手でサイズを調節する方法を試しました。
これが、結構よい!
案2のフリーハンドでは楕円形になったり、いびつな三角形になったり、必ずと言っていいほど餃子を包みにくい形になってしまったのが、このタッパーぺたんこ作戦では丸い底で生地を広げるため、ある程度それっぽい形が出来上がります。
作りかた
材料(15~20枚分)
材料 | 英語 | 分量 |
中力粉 | All purpose flour | だいたい100g |
塩 | Salt | 少々 |
熱湯 | Boiled water | だいたい80㏄ |
中力粉 | All purpose flour | 適宜(打ち粉用) |
調べたレシピでは20~25枚できるはずなんですが、私の適当かつフリーな作り方では大体15~20枚くらいできます。
手順 ~粉を生地にする工程~
- 粉と塩をざっくり混ぜておく
- 1.に熱湯を回し入れて混ぜる 熱湯は3回くらいに分けて入れるといいかも。
1回目)お湯全量に対し1/2くらいを回し入れ
2回目)お湯全量に対し1/4くらいを粉っぽいところ中心に
3回目)残りの1/4くらいを粉っぽいところ中心に
(※)全量入れても粉っぽさがある場合はもう少し注いでもよいかも。 - 生地に粉っぽさがなくなってきたらよく捏ねる
- 生地が一つにまとまったらラップをかけて30分程度寝かせる
手順 ~生地を皮にする工程~
- 寝かせた生地を打ち粉を敷いた台に取り出し、直径2㎝くらいの棒状にする
- 粉をまぶした包丁で20等分する(できた直径に応じて分割数は柔軟に変更)
- 切り分けた生地を少し丸く整えて、タッパーの底で全方向均一に潰す
- 潰した生地を素手でもう少し伸ばして餃子の皮の形にする タッパーで潰すだけでは5㎜くらいの厚さで、食べたときに生地の分厚さ故、本来名脇役であってほしい餃子の皮がうどんレベルで主張してきます。
1~3㎜くらいの薄さを目指すと食べたときにちょうどよかったです。 - 完成!あとは餃子の餡を包むだけ! 早急に包むことをおすすめします。
放っておくと、皮たちが再結合しだして厄介なことになります。
出来あがりはと言いますと
こーんなかんじで、毎度少し適当気味で作っていますが、一応餃子っぽいものが安定したクオリティで出来あがってくれます。
「餃子の皮が手に入らないなーでも食べたいなー」と悩んでいる方、意外と気軽にできるもんみたいです。お試しあれ。
後日、スーパーで安売り皮を発見し、つくってみました!
皮のレビューやどこで手に入れたか、チェックしてみてね。
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